DjangoでWEBアプリを作ろう

投稿日: 2024年1月22日

PythonのDjango(ジャンゴ)で簡単なWEBブログアプリを作ります。事前にanacondaとDjangoをインストールしてください。

Anacondaのインストール方法

Djangoをインストール

基本を押えれば応用がききますので宜しくお願いします。

1.プロジェクトの作成

まずはDjangoのプロジェクトを格納するフォルダを作成します。フォルダ名は「djangoproject」にします。

フォルダの名前は自由ですが分かりやすくこの名前にします。

続けてAnaconda NavigatorのOpen Terminalを起動します。下の手順で起動します。

「Environments」から「仮想環境名」をクリックします。

「Open Terminal」をクリックするとターミナルが起動します。次に以下のようにコマンドを入力します。

cd c:\djangoproject

入力が終わったらエンターキーを押します。「cd」はチェンジディレクトリの略で今のディレクトリからc:\djangoprojectに移動します。

このようになれば次はアプリを作っていきます。

作成するコマンドは「django-admin startproject (プロジェクト名)」コマンドとコマンドの間は半角スペースで空けます。

django-admin startproject mysite

このように入力した後にエンターキーを押します。

するとこのようにフォルダとファイルが生成されます。この時点ではまだWEBアプリは作成されていません。フォルダを「mysite」までCDコマンドで移動させてください。

CD C:\djangoproject\mysite

エンターキーを押したら続けて「python manage.py startapp (アプリ名)」を入力します。

python manage.py startapp myblog

エンターキーを押すとフォルダ名「mysite」の中に「myblog」というフォルダ名が作成されます。

2.Pycharmでコードを書いていく

まず、AnacondaからPycharmを起動してプロジェクトを登録します。

Anacondaの「Home」から「仮想環境名」を選んでPyCharm Communityの「Launch」をクリックして起動させます。

「三」ハンバーガーマークから「ファイル」をクリックして「新規プロジェクト」をクリックします。

新規プロジェクトのウィンドウが開きます。名前を「mysite」にし場所を「C:\djangoproject」にします。

次に「カスタム環境」「Select existing」「Python」にしてPython pathのフォルダアイコンをクリックしてAnacondaの仮想環境で作ったpythonを指定します。

この場所は「C:\Users\(ユーザー名)\anaconda3\envs\(仮想環境名)\python.exe」になります。選んだら「OK」ボタンを押し「作成」ボタンをクリックします。

警告のウィンドウが表示され「既存ソースから作成」ボタンをクリックします。

以上のようになればプロジェクト内のコード管理が容易になります。この状態でコード作成を進めます。

3.Djangoの起動テスト

今の状態で一旦起動できるかDjangoのテストを実施します。

python manage.py runserver

ターミナルでこの上記のコマンドを入力します。入力したらエンターを押します。

ブラウザでhttp://127.0.0.1:8000/と入力します。

この画面になればDjangoの起動に成功しています。

停止させる場合はターミナルでキーボードの「Ctrl」キー+「C」キーで停止できます。

4.settings.pyの設定をしていく

mysiteフォルダにあるsettings.pyに設定を書き込みます。

INSTALLED_APPS = [
    "django.contrib.admin",
    "django.contrib.auth",
    "django.contrib.contenttypes",
    "django.contrib.sessions",
    "django.contrib.messages",
    "django.contrib.staticfiles",
]

このファイルのINSTALLED_APPSのコードに「”myblog.apps.MyblogConfig”,」を入力します。

INSTALLED_APPS = [
    "django.contrib.admin",
    "django.contrib.auth",
    "django.contrib.contenttypes",
    "django.contrib.sessions",
    "django.contrib.messages",
    "django.contrib.staticfiles",
    # myblogアプリを追加する
    "myblog.apps.MyblogConfig",
]

「”myblog.apps.MyblogConfig”,」の内容はmyblogフォルダのapps.pyにあるclass MyblogConfig(AppConfig):を呼び出すコードになります。

次に使用言語とタイムゾーンを日本仕様に設定します。

LANGUAGE_CODE = "en-us"

TIME_ZONE = "UTC"

ここの部分を以下のようにします。

LANGUAGE_CODE = "ja"

TIME_ZONE = "Asia/Tokyo"

ここで一旦保存をするのですがPycharmの場合は自動保存になります。

ここまでできたら2章に続きます。

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